横浜発明振興会は、創立64年目!
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ご挨拶
当会は、横浜市の設立で企業や市民発明家らが主体となって、1961(昭和36)年1月「横浜発明懇話会」として発足した非営利の市民団体組織です。
創立20周年を契機に1981(昭和56)年4月に「横浜発明振興会」に改名し、2018(平成30)年4月にNPO法人化致しました。運営は、現在、会員有志によるボランティアで運営しています。
月一回定例で開催する「日曜発明サロン(旧:日曜発明教室)」は、2024(令和6)年1月で657回に達し、第1部「会員の作品発表(表彰)」、第2部研究会「外部講師による講演会」「テーマ勉強会」「顧問弁理士による講義」「討論」などを行っています。「作品発表」は、様々な「ヒラメキ」と発想力に驚く、楽しい意見交換の場となっており、第2部は、優れた発明やアイデア創出に必要な「知識」「智恵」が得られる有意義な時間となっています。
当会が定義する「発明」は、「特許」になるアイデアのみならず、日常の不便を少しだけ改善する『生活の智恵』も評価しています。その為、身近な日用品(文具や、キッチン用品、健康用具など)から、社会や福祉の課題などへの改善アイデア(取り組み)、ビジネスモデルやシステムまで広範囲にとらえ、意見交換を行っています。
当会は、新型コロナ感染症の蔓延期にも、一早くオンライン開催やオンライン中継を実施し、発明仲間の発明発想・対話・情報交換の機会を絶やすことなく、逞しく継続できたことは、会員の皆さんの協力によるものと感謝しています。
様々なアイデアや、多様な経験の方のご参加を発明好きの仲間がお待ちしています。
また、当会や個人発明家の活動、会員の発明品やアイデアに興味があり、事業化やご支援、ご参加をお考えいただける企業関係者の方からのご連絡をお待ちしています。(法人会員はWEBページ上にバナー広告を掲示させていただきます。)
会長 寺嶋 之朗
横浜発明振興会NOW
私たちは「発明」というキーワードで、アイデアの実現に向け取り組む多様な仲間が集まり、智恵を出し合っています。
社会が成熟し、多くの物が溢れ生活は豊かになっても、まだまだ工夫の余地があるもの、もっと便利にできるもの、そして新たな課題も登場しています。
「困った!」は、「ひらめき」のチャンスです!
ひらめき → アイデア → 具体化・試作 → 発明
当会には80歳・90歳を超えても生き生きと発明ライフをされている方もおられれば、主婦の方、若い現職の方が違った目線を求め参加されています。発見や好奇心からの行動力、知識欲求や承認欲求等は、年齢にかかわらず、多くの方がもっておられます。これらの思いを実現する取り組みや、活躍の場を提供するプラットフォームでありたいと考えます。
会員の会費で運営し、かつ、会員のボランティアで運営する小さな組織ですが、会員のアイデア・発明を世の中に発信し、「便利グッズ」を必要とする人が使える状況(販売や提供など)を目指しています。自身のアイデアを形にし広める「発明ライフ」を充実したものにする取組を行っています。
法人概要
法人名 | 特定非営利活動法人横浜発明振興会 |
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英文名 | YOKOHAMA HATSUMEI org. |
創 立 | 1961(昭和36)年1月13日 (NPO法人化 2018(平成30)年4月2日) |
会 長 | 寺嶋 之朗 (プリンス電機株式会社代表取締役会長) |
会員数 | 32名 |
所在地 | 〒231-0016 横浜市中区真砂町3−33 セルテ11階 よこはま市民共同オフィス内 |
TEL/FAX | 045-664-9070 |
E-メール | info@yokohama-hatsumei.com |
特定非営利活動の種類 | ・社会教育の推進を図る活動 ・科学技術の振興を図る活動 ・経済活動の活性化を図る活動 ・前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動 |
事業内容 | 1)特定非営利活動に係る事業 ・発明・考案教室の開催事業 ・発明・考案品の公開・発信事(展示会・WEB公開等) ・発明・考案創出を促進する事業 (見学会、過去の事例提供、他の発明団体との交流等) ・発明・考案の相談・助言事業 (試作品製作助言、先行文献調査助言、特許出願等知財専門家紹介等) ・国内事業者への発明・考案品紹介事業 ・発明・考案品の試験的販売の実施、及び、購入者評価の把握事業 ・「出前講座」実施事業(自治体、学校、各種団体) 2)その他事業(実施を含め、総合的に検討中) |
【2023(令和5)年度事業の基本方針】
新型コロナ感染症が出口対策に移行する中で、2023年度がスタートしましたが、当会はNPO法人化から5年が経過し、新型コロナ感染症の影響も受けた会員数減少と共に、会員相互の協力で実施可能な事業も変化してきました。それらを踏まえ、設立時の定款事業の見直しを行うこととし、参加者(会員)のニーズにマッチした事業に重点を置くと共に、当会設立の原点である「アイデアで人々を豊かにする。」「個人アイデアを事業者に繋ぎ産業発展に寄与する。」を目指します。
①この数年参加を見合わせていたフリーマーケットなどの「対外的販売会」へ出店を再開し、会員が自身の作品の価格を自身で決め販売し評価を知る。その中でさらなる改善点をみつけ努力する。そういった場所の提供を行うことします。②希望者に、ホームページ上に販売用ページを設け、直接販売を行い、会員の発明品の客観的評価を知り、真に役立つアイデア・モノづくりへの支援を強化したいと考えます。その為、これまでの「特定非営利活動に係る事業」に加え、「その他の事業」として「発明品の販売」による収益事業を加えることとし、「定款変更」を所轄庁に認証変更します。
なお、2022年度に引き続き、①「新規入会勧奨策」に重きを置くと共に、②発明作品を企業・事業者に紹介方策を開拓(製品化チャンスの増加)を目指します。様々なアイデアやスキルをもった「発明愛好家」が気軽に集まり、その発明技量を向上(スキルアップ)させる場としての役割を担い、発明ライフの充実を目指します。
◎2023年7月10日 定款変更が「認証」されました。
【役員等名簿 2023(令和5)年5月15日現在】
会長 寺嶋 之朗 副会長兼事務局長 小峰 一男 副会長 加藤 吉郎 理事 鋸屋 卓明 若林 祥隆 曽木 佐知子 監事 村石 武勝 | 名誉会長 山中 竹春 横浜市長 顧 問 古川 直季 衆議院議員 顧 問 斎木 隆士 意匠図面等テクニカルアドバイザー ワッソパテントサービス㈱ 特別顧問 松永 宣行 弁理士 特別顧問 荒井 滋人 弁理士 かもめ特許事務所 特別顧問 小林 俊雄 弁理士 かもめ特許事務所 |
アクセス
沿革
1959(昭和34)年 | 12月:小林甲蔵氏が半井横浜市長より会設立の内意を受けた旨、経済局中小企業課に相談に来所、同課指導係の事業とする事になり、市内の発明家有志に呼び掛け、設立に付いて横浜工業館にて協議。 |
1月、2 月:横浜工業館にて発起人会(2回)。 規約案・会員募集・発会、及び会の性格・顧問・発起人代表・会費等について協議。 | |
1960(昭和35)年 | 9~10月:発起人・顧問にて依頼趣意書・規約案を製作。日刊工業新聞東京版に掲載し会員募集を開始した。 |
11月末:法人37社・個人43名、合計80名の申し込みがあった。 | |
1961(昭和36)年 | 1月13日:「横浜発明懇話会」発会。 事務局:横浜工業館 |
半井横浜市長・船引助役、阿久沢日刊工業新聞支社長、他市関係者、会員60名出席のもと、創立総会開催。(横浜開港記念会館)初代会長 加藤 清右衛門 加藤組鉄工(株)社長 | |
1964(昭和39)年 | 3月31日:事務局移転 → 商工奨励館2F横浜市中小企業指導センター |
1966(昭和41)年 | 2月20日:創立5周年記念会報「5年のあゆみ」発行 |
1968(昭和43)年 | 9月8日:第1回「日曜発明教室」開催 |
1971(昭和46)年 | 7月16日:創立10周年記念会報「10年のあゆみ」発行 |
二代会長 井上 太保 ニッポー(株)社長 | |
1976(昭和51)年 | 2月12日:事務局移転 → 横浜朝日会館6F |
12月12日:「日曜発明教室」100回到達 | |
1978(昭和53)年 | 三代会長 小林 甲蔵 横浜滅菌工業(有) 社長 |
1981(昭和56)年 | 1月13日:創立20周年記念会報「20年のあゆみ」発行 |
4月1日:「横浜発明振興会」に名称変更 | |
四代会長 三橋 良夫 (株)ミツハシ 社長 | |
1982(昭和57)年 | 9月1日:事務所開設 → 横浜市中小企業指導センター |
異業種交流事業事務を横浜市より委託される。 | |
1989(平成元年)年 | 3月28日:発明相談および異業種交流研究会の業務受託 |
4月1日:事務局を横浜市中小企業総連合会へ移管 | |
平成2(1990)年 | 6月15日:事務局移転 → 横浜市工業連合会 |
9月29日:事務局移転 → テクノウエイブ100 17F | |
1990(平成3)年 | 3月30日:創立30周年記念会報「30年のあゆみ」発行 |
1995(平成7)年 | 五代会長 佐藤 正美 (株)サンゴ 社長 |
1998(平成10)年 | 3月26日:事務局移転 → 鶴見会館 |
7月1日:完全な自主運営組織となる | |
六代会長 鈴木 巌夫 横浜プレシジョン? 社長 | |
2000(平成12)年 | 7月7日:副会長 筒井一郎著「ミニ発明で2億円つくる!!」出版(㈱かんき出版) |
2001(平成13)年 | 12月9日:第400回日曜発明教室 |
2002(平成14)年 | 1月13日:創立40周祝賀会。 |
1月13日:創立40周年記念会報「40年のあゆみ」発行 | |
2005(平成17)年 | 3月:横浜市経済局の補助金終了。独立した任意団体となる。 |
七代会長 永井 久男 | |
2009(平成21)年 | 八代会長 金城 寿雄 |
2010(平成22)年 | 5月9日:第500回日曜発明教室 |
2011(平成23)年 | 12月 事務局移転 → セルテ11階 よこはま市民共同オフィス内 |
2012(平成24)年 | 1月8日:創立50周年祝賀会。「日曜発明教室」を「ハマ発明教室(日曜発明教室)」の改称 |
1月8日:創立50周年記念会報「50年のあゆみ」発行 | |
2016(平成28)年 | ハマ発明ニュース500号発行 |
2017(平成29)年 | 九代会長 寺嶋 之朗 プリンス電機(株)社長 |
9月10 日:任意団体から特定非営利活動法人(NPO法人)化への気運が高まり、発起人会を開催 | |
12月10日 「特定非営利活動法人 横浜発明振興会」設立総会開催 | |
2018(平成30)年 | 4月2日 「特定非営利活動法人 横浜発明振興会」として再発足 |
5月13日 NPO法人化後初の「総会」開催 | |
11月11日:第600回日曜発明教室 | |
2020(令和2)年 | 3~5月 新型コロナウィルスCovid19感染症・緊急事態宣言により、発明教室を3ヵ月休会。 |
7月12日 感染症対策として発明教室WEB参加(会場中継)をテスト開始 | |
11月7日 新型コロナウィルス感染予防対策として、理事会をオンライン開催に移行 | |
12月 新型コロナウィルス感染症第3波による緊急事態宣言に伴い、発明教室を再び休会 | |
2021(令和3)年 | 1月10日 60周年記念式典を延期。 発明教室を、現会員に限定し全面的なオンラインで再開 (ZOOMミーティング使用) |
10月10日 緊急事態宣言解除により、11ヵ月ぶりに集合型を再開。 見学参加・スポット参加も受付再開。(オンライン参加併用のハイブリッド開催) | |
12月12日 延期していた「創立60周年記念式典・祝賀会」を感染予防対策を徹底しながら開催 創立60周年記念会報「60年のあゆみ」を発行 | |
12月22日 創立60周年記念会報追補版「60年のあゆみ+(プラス)」を発行 特別顧問の松永弁理士からの寄稿文、60周年式典・祝賀会の状況を掲載 | |
2022(令和4)年 | 1~3月Covid19感染症の再拡大により、「ハマ発明教室」を再び全面的なオンライン開催に変更。 |
4月10日 Covid19の状況を踏まえ、「ハマ発明教室」の会場開催を再開。オンライン参加も可能なハイブリッド開催。 | |
2022(令和4)年 | 6月12日 「ハマ発明教室」を「日曜発明サロン」に改称 |
2023(令和5)年 | 7月10日 NPO法人化後初めての「定款変更」。横浜市が認証。 |
新型コロナウィルス感染症パンデミックの影響で、創立60周年記念式典は、創立月(1月)の実施を見合わせ、11ヵ月遅れで開催しました。オンライン参加も可能とするハイブリッド開催とし、常時マスク着用としました。 記念撮影は、一旦マスク着用で撮影、そして、10秒タイマーの間だけマスクを外し、全員が「声」を発せずに撮影に臨みました。一時は開催さえ危ぶまれた状況もありましたので、無事に年内開催ができたことに安堵し、感謝する式典でした。ご来賓の皆さまの胸には、TV番組「ニノさん」でも紹介された小林さんの発明品『生花ブローチ』をお付けいただきました。
当会は、新型コロナ禍の逆境の中でも、アイデアの創出を止めることなく活動しています。