当会の沿革概要とご案内
当会は、横浜市の設立で企業や市民発明家らが主体となって、1961(昭和36)年1月「横浜発明懇話会」として発足した非営利の市民団体組織です。
創立20周年を契機に1981(昭和56)年4月に「横浜発明振興会」に改名し、2018(平成30)年4月にNPO法人化致しました。
月一回定例で開催する「日曜発明サロン(旧:日曜発明教室)」では、「会員の作品発表(表彰)」「外部講師による講演会」「テーマ勉強会」「顧問弁理士による特許講習」「発明相談:顧問弁理士や会員の中の専門家による」を行っています。
日曜発明サロンは、2022(令和4)年5月で637回に達していますが、運営は会員有志によるボランティアで運営しています。
日曜発明サロンの「作品発表」は、アイデア作品や発明品、生活改善アイデアを気軽に発表する、楽しい意見交換の場です。
優れた発明やアイデアの創出には、他者の協力、情報収集、経験者の智恵も必要とします。専門家の発明相談と共に、先輩会員のアドバイスも有意義なものとなっています。
当会が定義する「発明」は、身近な日用品(文具や、キッチン用品、健康用具など)から、社会や福祉の仕組みや取り組み、ビジネスモデルやシステムまで広範囲にとらえ、意見交換を行っています。
なお、当会は、2020(令和2)年度、新型コロナ感染症の蔓延により、集合型の「日曜発明サロン」への参加を見合わせる方の為にオンライン中継を試み、さらに、緊急事態宣言下では、「日曜発明サロン」を全面的な「オンライン開催」に切り替えました。新型コロナ感染症の鎮静化の状況を見極めながら、集合型開催を再開しながらもオンライン参加も可能な「ハイブリッド型」で開催しています。
発明仲間の発明発想・対話・情報交換の機会を絶やすことなく、新型コロナ禍においても発明ライフをたくましく継続しています。
様々なアイデアや、多様な経験の方のご参加を発明好きの仲間がお待ちしています。
会長 寺嶋 之朗
会のねらい
私たちは「発明」というキーワードで、アイデアの実現に向け取り組む多様な仲間が集まり、智恵を出し合っています。
◆主な事業と内容◆
- 発明・考案に係る作品の発表会と勉強会の開催事業「日曜発明サロン(旧:日曜発明教室:毎月第2日曜日)」
- 先行技術文献の調査・検索支援
- 試作サポート支援
- 発明・考案品展示発表と体験会の開催
- 発明・考案出前教室、各自治体・団体等 の出前授業・講座への講師登録・派遣
社会が成熟し、多くの物が溢れ生活は豊かになっても、まだまだ工夫の余地があるもの、もっと便利にできるもの、そして新たな課題も登場しています。
「困った!」は、「ひらめき」のチャンスです!
ひらめき → アイデア → 具体化・試作 → 発明
当会には80歳を超えても生き生きと発明ライフをされている方もおられれば、若い現職の方が違った目線を求め参加されてもいます。
人生100年時代、より有意義に。発見や好奇心からの行動力、知識欲求や承認欲求等は、年齢にかかわらず、多くの方がもっておられます。
当会は、これらの思いを実現する取り組みや、活躍の場を提供するプラットフォームでありたいと考えます。
会員の会費で運営する小さな組織ながら、会員の発明ライフを充実したものにする取組を行っています。
NPO法人として活動範囲を広げていくには、様々な経験やアイデアを持つ多様な方の参加が必要です。「発明」「アイデア」に興味のある方の参加をお待ちしています。
なお、当会会員の発明品やアイデアに興味があり、世の中に提供(事業化)をお考えの企業関係者等の方からのお問合せもお待ちしています。
また、NPO法人として活動範囲の拡大には、より多くの活動資金も必要です。当会の活動にご賛同いただける企業、個人の皆様のご寄付を随時受け付けています。ご協力頂ますようお願い申し上げます。(法人会員はWEBページ他でバナー広告掲示させていただきます。)